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【CYJ選挙WEEK】第1弾:各党の環境・エネルギー政策比較

最終更新: 2019年7月26日

みなさん、参院選がいよいよ今週末に迫ってきましたね! ということで、CYJでは参院選の1つの争点である、環境・エネルギー政策についての各党の公約を比較してみました!!


気候変動などの環境問題は災害や経営リスクにつながるため、経済などの問題と同じく重要です。なので、比例の政党を選ぶときに、ぜひ1つの観点として取り入れてもらえればと思います!


比較したのは、2030年・2050年温室効果ガス削減目標、石炭火力、再生可能エネルギー、原発です。


各党が出しているマニフェストの文言をできるだけそのまま抜き出しました。 ので少し読みにくいかもしれませんが…笑


読むのがめんどくさい!という人は内容を簡単にまとめた写真も添付しているので是非そちらだけでも見てみてください!!


また、次の投稿から、今回比較したそれぞれのトピックに関しての解説記事を投稿していくので、各党の政策は分かったものの、どれが自分にとって選ぶべきものなのか分からない、という方は今後の投稿にもぜひ注目してみてください!




==1.2030年・2050年温室効果ガス削減目標=== ① 自由民主党 -地球温暖化を食い止め、気候変動による被害を防止・軽減するため、フロン類の排出抑制やESG金融の普及を含む各種施策を着実に推進し、2030年度温室効果ガス2013年度比26%削減、2050年80%削減、そして今世紀後半のできるだけ早期の脱炭素社会の実現を目指します。


②公明党 -「パリ協定」で国際社会に約束したわが国の温室効果ガス2030年度26%削減を確実に達成するため、徹底した省エネと再生可能エネルギーの最大限の導入をはじめとする地球温暖化対策計画の着実な実施を推進します。さらに、「パリ協定長期成長戦略」の下、技術、社会経済システムとライフスタイルを含めた非連続なイノベーションによって環境と成長の好循環を実現し、2050年80%削減、そして今世紀後半のできるだけ早期に脱炭素社会の実現をめざします。


③日本維新の会 -明記なし


④立憲民主党 -パリ協定の1.5℃目標に向け、2050年CO2排出ゼロをめざし、気候変動対策を進めます。


⑤国民民主党 -「パリ協定」を推進するため、徹底した省エネルギーと、発電所の効率化、自動車の燃費改善の促進、再生可能エネルギー30%以上の導入等により、2030年までに1990年比20%以上のCO2削減を目指します。


⑥日本共産党 ─2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを目標にします。


⑦社会民主党 (2030年、2050年といった明確な目標設定ではありませんが…) -温室効果ガスを「2030年度に13年比25%減」の消極的な削減目標をより踏み込んだ目標値に改めるよう求め、50年までの8割削減のみならずできる限り早い「排出ゼロ」を実現するための具体策や脱炭素化のための産業・エネルギー構造の転換などの長期戦略を定めた「地球温暖化対策基本法」を早急につくるなど、総合的な地球温暖化防止対策を推進します。


⑧れいわ新選組 -明記なし




=====2.石炭火力===== ①自由民主党 -環境負荷の小さい高効率のLNG・石炭火力発電所の新増設・リプレースを推進するとともに、さらなる高効率化・低炭素化に向けた技術開発を推進します。 -火力発電所等から排出されるC02の大気中への排出抑制の手段として、C02 を取り出してコンクリートの強化剤として利用することや微細藻類からの燃料の効率的生産への活用などCCUS/カーボンリサイクルのための研究を推進し、これらを安価に実用化できるようにし、既存の火力発電所の環境負荷の低減を目指し、既存の石油火力発電の有効活用の推進も行います。


②公明党 -気候変動問題への対応等に向けて、火力発電の高効率化に向けた発電技術の開発を進めるとともに、CCUS(CO2を資源として捉え、燃料や原材料として再利用する技術)やカーボンリサイクルの実現に向けたイノベーションを促進します。


③日本維新の会 -「脱炭素社会」の推進


④立憲民主党 -2030年までに石炭火力発電所の全廃を目指します。


⑤国民民主党 -エネルギーの効率的利用のため、石炭火力やLNG火力発電施設の高度化・高効率化が必須であり、新設火力には効率的な熱利用を促すよう必要な措置を講じます。 ―温室効果ガスを大量に排出する火力発電所については、一定効率以上の発電所以外の建設を認めないなどの規制の導入に向け検討を進めます。 -CCS(二酸化炭素回収)、CCUS(二酸化炭素回収・利用)などの次世代エネルギー関連技術の実用化に向けた支援を推進し、これらの技術の進展を前提として石炭火力の活用を検討します。


⑥日本共産党 -石炭火力の新規建設計画を中止し、既存の石炭火力についても計画的に廃止するべきです。


⑦社会民主党 -明記なし


⑧れいわ新選組 -エネルギーの主力は火力。(自然エネも拡大します。)




===3.再生可能エネルギー=== ①自由民主党 -再生可能エネルギーについては主力電源化へ向けて、低コスト化、地域との共生、系統強化、調整力の確保等を促進します。各エネルギー源の特徴を踏まえつつ、新たなエネルギー関連の産業・雇用創出を図り、エネルギー転換・脱炭素化と経済成長の実現を両立します。


②公明党 -「第5次エネルギー基本計画」に基づき、地域資源を活用したエネルギー産業の活性化を図るとともに、コスト低減、調整電源の確保、系統制約の克服等に取り組みつつ、再生可能エネルギー(再エネ)の主力電源化をめざします。


③日本維新の会 -明記なし


④立憲民主党 -電力の地産地消を促す分散型エネルギー推進4法案を成立させ、自然電力100%を目指します。 -発送電の完全分離によって自然エネルギーの事業者に送電線をさらに開放します。


⑤国民民主党 ―徹底した省エネルギーと再生可能エネルギー30%以上の導入等により、2030年に1990年比30%以上のCO2削減を目指します。


⑥日本共産党 -2030年までに電力の4割を再生可能エネルギーでまかなうことを目標に、省エネ・節電の徹底と再生可能エネルギー大幅導入をすすめます。 ─電力会社による再生エネルギー「買い取り拒否」や「受け入れ停止」をやめさせます。家庭や市民共同のとりくみに、適正な買い取り価格を保障します。


⑦社会民主党 -省エネを推進するとともに、再生可能エネルギーの割合を2050年までに100%とすることをめざしてすべての政策資源を投入します。再生可能エネルギーの拡大を、イノベーション、雇用創出や内需拡大、地域振興につなげます。


⑧れいわ新選組 -エネルギーの主力は火力。自然エネも拡大します。




=====4.原発===== ①自由民主党 -今後のエネルギー政策の根本に「安全第一主義」(テロ対策を含む)を据え、特に原子力安全規制に関しては、権限、人事、予算面で独立した原子力規制委員会による専門的判断を優 先し、新規制基準に適合すると認められた場合には、原発の再稼働を進めます。 一方、原発依存度については、徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの導入拡大、火力発電の高効率化により、可能な限り低減させます。この方針のもと、原子力については、安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なべースロード電源との位置づけのもと、活用してまいります。


②公明党 -再エネの主力電源化に向けた取り組み等を通じて、原子力発電に代わる再エネ等を最大限導入し、原発の依存度を着実に低減させるとともに、原発の新設を認めず、徹底した省エネの推進、火力発電の高効率化等を図りつつ、原発に依存しない社会“原発ゼロ”をめざします。 -原発の再稼働については、原子力規制委員会が策定した世界で最も厳しい基準を満たした上で、立地自治体等の関係者の理解を得て判断します。


③日本維新の会 -先進国をリードする脱原発依存体制の構築 ・原子力損害賠償制度の確立 ・原発稼働に係る関係自治体の同意を法制化 ・原発再稼働責任法案


④立憲民主党 -原発ゼロを一日も早く実現するため、原発ゼロ基本法を制定します。 -原発の新増設(建設中、計画中を含む)は中止します。 -原発の40年廃炉原則を徹底し、急迫かつ真の必要性が認められず、国の責任ある避難計画が策定されないままの原発再稼働は認めません。


⑤国民民主党 -スマート・コミュニティの拡大を進める中で、あらゆる政策資源を投入し、2030年代を目標として、できるだけ早期に原子力に依存しない社会(原発ゼロ社会)を実現します。 -東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえ、原子力発電については、①40年運転制限制を厳格に適用する、②原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ、再稼働とする、③新設・増設は行わないことを原則とします。


⑥日本共産党 ─原発の再稼働を中止し、すべての原発で廃炉のプロセスに入ります。 ─野党が共同提出している「原発ゼロ基本法案」の成立をめざします。


⑦社会民主党 -原発の新増設はすべて白紙撤回し、既存原発の再稼働に反対します。福島第2原発は直ちに、その他の既存原発は危険性の高いものから順次廃炉作業に着手し、早期の脱原発を実現します。


⑧れいわ新選組 -事故が起これば、国土を半永久的に汚染し、 人々の生業を奪う発電からは撤退。国の積極的投資で日本の廃炉技術を世界最先端に。


いかかでしたでしょうか? 少しでも政党を選ぶ際の参考になりましたかね?


どのようにこれらの政策を実行していくのか、など詳しいことが知りたくなったらぜひ自分でも調べてみてくださいね! ここに掲載していない党もあるのでそちらも気になったら調べてみてください!



自由民主党: ・政策パンフレット(概要): https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/…/20190721…

・総合政策集(詳細): https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/…/20190618…


公明党:https://www.komei.or.jp/…/san…/_assets/pdf/manifesto2019.pdf


日本維新の会: ・概要版:https://o-ishin.jp/sangiin20…/…/img/manifest2019_outline.pdf ・詳細版:https://o-ishin.jp/sangiin2019/…/img/manifest2019_detail.pdf


立憲民主党:https://special2019.cdp-japan.jp/#rikken_vision


国民民主党: ・新しい答え(概要):https://www.dpfp.or.jp/election2019/answers ・政策INDEX(詳細):https://www.dpfp.or.jp/election2019/policis


日本共産党:

・選挙公約:https://www.jcp.or.jp/…/2019/06/201907-sanin-kouyaku-zen.pdf

・さらに詳しい選挙公約:http://www5.sdp.or.jp/election_sangiin_2019_detail#s16


社会民主党: ・選挙公約:http://www5.sdp.or.jp/election_sangiin_2019 ・さらに詳しい選挙公約:http://www5.sdp.or.jp/election_sangiin_2019_detail#s16


れいわ新選組:https://www.reiwa-shinsengumi.com/policy/


↓CYJに関心を持った方はこちら Climate Youth Japan ・HP https://climateyouthjapan7.wixsite.com/mysite ・Twitter@ClimateYouthJp









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